【初心者向け】スペイン学生ビザ、申請から受取までの流れを一から解説!

留学の準備

ビザを取得したい!けど、ネットで調べても難しい言葉が多く、何をしたらいいのかわからないところがある…と困っていませんか?

この記事では、今回はじめてスペイン学生ビザの申請をした私が、はじめての方でもわかるように説明したいと思います!

最初に!

滞在が90日未満:ビザはいらない
滞在が91日~180日:短期ビザ
滞在が180日以上:長期ビザ

申請に必要なものを集めよう!

私の場合は下の9つでした。
(短期ビザの場合は⑧⑨は不要)

①査証申請書
②証明写真
③パスポート
④語学学校の入学許可証
⑤経済能力を証明する書類
⑥現地の保険加入証明書
⑦航空券の予約書
⑧無犯罪証明書
⑨健康診断書

※ホームページに書いてあることが最新情報でないこともあるので、事前に大使館にメールで確認することをおすすめします。日本語で大丈夫です!

査証申請書

大使館のサイトのこちらのページにある、「スペイン国ビザ申請書」を記入してください!

ダウンロード→印刷→記入でも、記入→ダウンロード→印刷でも、どちらでもOK。

「無料配布用」なんてかいてあるので、本物はどこで手に入るのか不安になりますが、これを大使館での申請にもっていけば大丈夫です!

証明写真

サイズは3.5×4.5(パスポートと同じ)で、背景は絶対に白です!

証明写真機でも撮れますが、鮮明さの基準が厳しらしいので、心配な方は写真屋さんで撮ってもらったほうがいいと思います。

パスポート

本体と、顔写真が載っているページのコピー一部が必要です。

パスポートの取り方についてはこちらで解説しています!

入学許可証

滞在の目的を明らかにするために必要です。コロナが流行る前は原本を現地から取り寄せる必要があったようですが、現在は学校などから送られていた電子のデータを印刷したものを2部でよくなりました。

注意!

入学日だけではなく、終了日もかいてあるものを用意してください。短期か長期かがわかるようにするためです。
私の書類には、授業の合計時間と、週に何時間かかいてあったので、計算すればわかるのですが、それではだめみたいです💦

経済能力を証明する書類

月に約535€(約7.5万円)以上の滞在費+交通費が用意できているか、という確認です。

いくつか選択肢があります。


経済能力を証明するために利用できる書類は下記です。(複数選択可能)
★銀行や郵便局の残高証明書。発行から1か月以内で、押印がある事。(日本語の証明書可)3か月以内の銀行口座残高がが記載された、普通預金あるいは定期預金などの銀行通帳で名義人の指名が記載されたページのコピーも必須。
★直近3か月の給与明細・年金受給記録・報酬の領収書。
★雇用されている会社から勉学のための渡航の場合、ビザ申請目的・期間・学校名・所在地・往復の航空券費用や生活費を会社が保証する証明書。
★ビザ申請者が扶養されている場合は保護者の書類提出。(申請者との関係を裏付ける書類必須。戸籍謄本など)

https://valencia-ryugaku.com/procedure/preparation-japan/student-visa/document.html#i-4

私は、親の銀行口座の残高証明書を選択したので、私と親との関係がわかるように、戸籍謄本も一緒に提出しました。(戸籍謄本は住民票とは、コンビニなどではとれず、本籍地までいかなきゃいけません。)

ただ、それが認められるか不安だったので、証券会社に預けている資産の状況(自分のもの)がわかる書類も提出しました。

現地の保険加入証明書

以前(2021年冬頃まで)は日本の保険が必須だったのですが、2022年現在は現地の保険会社への加入が必須になりました。

私が申し込んだのは、スペインの大手保険会社Adeslasの医療保険です。現地の保険会社を比較できるほどのスペイン語力はないので、エージェントさんおすすめのこちらにしました。(個人で無料でサポートしてくれるエージェントさんを頼っていました。)

こちらもデータを印刷したものを2部で大丈夫です。

航空券の予約書

データを印刷したものを用意します。予約したサイトのマイページなどで予約の詳細が確認できると思います。

ビザがちゃんと取れるかわからないのに、航空券買わなきゃいけないなんて…と思いましたが、ビザ申請書に記載する出発予定日と近いかどうか確認するために必要らしいです。

無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)

意外と情報が少なく苦労しました💦

住民票をおいている地の、道府県警本部(東京都は警視庁本部)で申請します。都道府県ごとに、必要書類や申請場所などは異なりますので、サイトや電話などで確認してみてください。

岡山県の場合は、必要なものは次の4点です。他の都道府県の情報も確認しましたが、日本に住む日本人は、1~3はだいたい同じでした!

1.パスポート
本体のみでOK

2.次のいずれか一点
・運転免許証
住民票の写し(6か月以内に発行されたもの)
・住民票記載事項証明書(6か月以内に発行されたもの)
・住民基本台帳カード等

3.犯罪経歴証明書の提出を要求されていることが確認できる書類
査証審査書、つまり、ビザ申請書(必要書類①で述べたもの)でOKです!

4.手数料 岡山県収入紙(750円分)
※収入紙ではないので注意
「県名 収入証紙」で検索すると、購入できる場所の一覧が見られます。自宅や申請場所に近いところで事前に購入してください。

都道府県ごとにサイトの雰囲気や文章の固さなど違っていておもしろかったです笑。にしても、岡山県警のはわかりにk…

当日に指紋を採取するため、申請は本人のみですが、受取は代理人にお願いすることも可能です。私は申請から2週間後に受取可能でした。

健康診断書

想像以上にやっかいなのがこれです!!その理由が、

病院が指定されていない
②ビザ申請のための健康診断を行っている病院がそもそも多くなく、しかもスペインとなると本当に少なく予約がとりにくい。
③特別な検査が必要だったり、接種しなければならないワクチンがあったりするわけではなく、どちらかと言えば精神の状態をみるもの。

一度、地元でなんとか予約できた医院で作成してもらったのですが、これに不備があることが大使館での申請で発覚…。

その帰り、ダメもとで電話をかけた、東京の渋谷にある「ヒラハタクリニック」という医院が大当たり!!!めちゃおすすめです!

おすすめポイント
①急な連絡にも関わらず、そのすぐ後に検査できた。(平日の昼間だったからかも?)検査もスムーズで快適だった。

②作成にも相当慣れているようで、記入用紙や書き方の見本を持っていかなくてOK

③私の時は料金も5000円ほどと、そこまで高くなかった

本来、英語での記入ができる病院ならどこでもいいのですが、やはりしたことがない・慣れてない医院の場合は、予約をとるために説明をわかりやすくしないといけなかったり、時間がかかってしまったり、完璧な仕上がりでなかったりすることが多いと思うので、慣れている医院に行くことをおすすめします!!!おそらく、そのような医院は東京に多いです。

スペイン大使館で申請しよう!

いよいよ申請です!!もちろんですが、大使館に認められるようなよっぽどの特別な事情がない限りは、代理人に任せたり郵送で申請したりすることはできません。

六本木駅からが一番近いみたいです。私は溜池山王駅から行くのも簡単だと思います。

10月の平日の朝9時過ぎくらいに行ったら、待ち時間20分くらいでした。

予想通り、不足書類がありました。が、岡山県はさすがに遠いので、不足書類も含めて全部郵送で送ってください、と言われました。(「出頭済み」という扱いになりました。)

もう一度行くことになるだろうなと思っていたので、よかったです✌️

ビザを受け取ろう!

10月に申請し、一か月弱で受取許可のメールが来ました。

11月の平日の11時半ごろにいったら、待ち時間3分くらいで、すぐに呼ばれました。

身分がわかるもの(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど)を忘れずに!

まとめ

①査証申請書
②証明写真
③パスポート
④語学学校の入学許可証
⑤経済能力を証明する書類
⑥現地の保険加入証明書
⑦航空券の予約書
⑧無犯罪証明書
⑨健康診断書

Twitterでできるだけ質問にもお答えします!

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