今や生活に欠かせないスマホですが、留学中にどうしたらスマホを使えるのか、留学前にしておくことはあることか、意外と調べることが多くて大変ですよね。
この記事では、初心者の方でもわかるように、渡航前～渡航後にすることをお伝えしようと思います！おおまかな流れとすべきことをつかんでいきましょう！
日本をスマホをそのまま使えないのはなぜ？
そもそも、なぜ留学先でスマホを日本と同じように使えないのでしょうか？
まず、日本国内には、softbankやauなどの携帯電話会社の基地局がたくさんあり、電波を発しています。その電波を拾い続けることで、日本全国ほぼいつどこでもスマホを使うことができます。
しかし、海外には日本の会社の基地局はないので、日本と同じように使うことはできず、なんらかの方法で海外で使えるようにする必要があります！
ただし、海外の会社と提携を結んでいる場合は、海外ローミングという機能を使って通信することができることがあります。しかし、海外ローミングは、日本での契約内容（○GBまで●円！、〇GBまで使い放題！ようなプランなど）に含まれていませんし、料金は割高なので、留学には向いていません！
留学中にどう使うか
選択肢は下の３つです。
①現地のフリーWiFiを使う
②ポケットWiFiを使う
③スマホにの現地の通信会社のSIMを入れる
現地のフリーWiFiを使う
基本はオフラインで使える機能だけを使い、インターネットに繋げたいときには現地のフリーWiFiを使う、という方法です。一切お金がかからないので、安定したフリーWiFiがあるところで主に過ごす場合はこれで十分かもしれません。
ただ、一番緊急でインターネットにつなげたいのは、地図を見たいときだと思いますが、街中にあるフリーWiFiは繋がりにくいので、おすすめはしません。
ポケットWiFiを使う
ポケットWiFiを日本で購入、またはレンタルする方法です。留学先より、日本で準備したほうがいいと思います。日本にはポケットWiFiのサービスを提供している会社が何社もあるので、比較してみてください！
主に空港受取で、手数料などはかからないところも多いです。料金は１GB1000円、一週間1万円前後が多いです。割高で旅行者向けではありますね…。
スマホに海外の通信会社のSIMを入れる
少し難しいですが、留学生が主に選ぶのはこれです！
①スマホは日本で買ったものでも、現地で買ったものでもOK
②SIMは、SIMカードでも、eSIMでもOK
③SIMは、プリペイド式でも、月額でもOK
①スマホは日本で買うか現地で買うか
特に現地で買う必要はないと思います。壊れたときにそのショップで直してもらえたり、海外でスマホを契約するという経験になったりはしますが、慣れない地で自分で手続きするのはハードルが高いですね…。
追記：留学中にスリにあり、現地でスマホを買うことになったのですが、中古なら買うの簡単でした！
②SIMカードかeSIMか
まず、SIMとは、すべてのスマホに入っている大事なもので、基本的にはスマホ購入時にすでに挿入されています。SIMにはSIMカードとeSIMの２種類あります。
SIMカードとは、契約者情報を記録したチップがついた小型のICカードです。
「SIMカード」って何？知っておきたい種類と選び方、取り扱いの注意点など
eSIMは、スマートフォンなどの端末本体にあらかじめ埋め込まれたSIMのこと。
いまさら聞けない「eSIM」とは？特徴と普及の現状・課題を解説
一台のスマホに、SIMとeSIMは同時に入れることができます。私のスマホには楽天のSIMカードが入っていますが、スペインで使うためにaireloというeSIMを入れています。このeSIMはアプリから簡単にデータを購入、eSIMをインストールできます。これについては別の記事で詳しく紹介しています！
③プリペイド式か月額支払いか
最初は一か月にどれくらい使うかわからないと思うので、まずはプリペイドSIMで様子を見るのがいいと思います。さまざまなプランがあります！
プリペイドSIMとは、決められたデータ容量までと有効期限の間のみ使用できる使い切りのSIMカードのこと。
【2022年12月】プリペイドSIMのおすすめ人気ランキング6選【徹底比較】
日本での契約はどうするか
①一度解約し、帰国後に再契約
②契約したまま
①一度解約し、帰国後に再契約
留学中にお金はいっさいかかりませんが、日本の電話番号がなくなってしまいますし、帰国後にまた契約し直さないといけないので大変だと思います。
②契約したまま
月々の料金はかかりますが、日本の電話番号をキープできますし、帰国後すぐに使えるので楽ですね。
最近は格安SIＭの種類も多いので、日本ではキャリアを選んでいる方も、留学中は格安SIMにするといいです！例えば、LINEMOなら月990円、楽天モバイルなら月1078円です。（楽天モバイルは以前は、１Gまでは無料だったのですが、2022年夏に終了してしまいました。）
銀行口座を開設したり、現地の電話番号での登録が必須のサービスを使ったりしない限りは、現地の電話番号は使わないので、心配な方は持っとくといいかもくらいです。いざとなれば現地の電話番号を持っている人を頼ればなんとかなります…笑
渡航直前にすること
海外ローミングをオフにする
スマホの設定アプリから、海外ローミングをオフにしておきましょう！プランによりますが、一日で何千円とかかることもあるので、知らずに「なんか繋がってるラッキー☆」と思って使っていると、後で悲惨なことになります…
ちなみに、楽天モバイルだと、2GBまで定額料金（この２GBも含めたデータ通信量で支払う額が変わる）で海外ローミングを使うことができます！到着後、ゆっくりSIMの設定などができるのでありがたいですね。
まとめ
・そのまま現地で使えない理由
→日本の通信会社の通信網がないから。
・インターネットを使うには
→①フリーWiFi、②ポケットWiFi、③現地の通信会社のSIMを入れる
・SIMは電話やネットを使うために必須。SIMカード、eSIM、プリペイド、月額など自由に選べる。
・格安SIMを利用して電話番号をキープ
・海外ローミングはオフにする
質問あればTwitterまで～
