【やりがい搾取?】ボランティアの種類や魅力、申込方法を話すよ!

大学生の暮らし

バイトやインターンのように給料が発生するわけではない、ボランティア。時間のある学生のうちにボランティアを経験してみたいなあと思っている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、とある大学のボランティア団体で代表を務め、学内と学外でボランティアを経験した筆者が、ボランティアの魅力やボランティアごとの特徴を紹介します!

全国規模や海外でのボランティアはしたことないので、国内の小さいもの中心です!

ボランティアとバイトの違いは?

そもそもボランティアとは何か、厚生労働省の資料にはこう説明されていました。なるほど。

一般的には「自発的な意志に基づき他人や社会に貢献する行為」

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/12/dl/s1203-5e.pdf

ボランティア活動の4つの原則などについては、他の詳しいサイトを見ていただくとしてここでは省略します。

バイトとボランティアの違いは、私が所属する団体で教えていただいた考えをもとに、

「バイトはお金を払える人に対して、お金の対価として与えるサービス。ボランティアはお金を払えない人に対して、”必要とする気持ち”に応えるための活動。」

だと私は理解しています。

だから、お金を持っていそうなオリンピックのボランティアに対しては、やりがい搾取だという批判の声があがるのかもしれません。

ここが魅力!

知識や興味の幅が広がる

今まで知らなかったことをボランティア情報で知ったり、普段は入る機会がないところに入って話をきけたりするので、知識の幅が広がったり興味のあることを見つけられたりするかもしれません!

私が特に覚えているのは、全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)という大会の補助です。

大会自体知らなかったですし、合間の時間には障がい者の方の職業訓練について教えていただいたり、そのための施設を案内していただいたりと、とても学びのあるボランティアでした。

また、裏側の動きを見たりバックヤードに入ったりするのもわくわくしますね。代表例はボランティアの定番、お祭りの運営手伝いです。

いろんな人と関われる

普段は関わることのない幅広い年代の方と、損得勘定なしで、ほどよい距離感で関わることができます。

一緒にボランティアとして参加している方と話したり、参加者の方と話しながら活動したりと、話す場面も多いです。普段話すのが苦手でも、「今、この場に来ている」という共通点があったり、そもそも何か作業していたりするので、意外と話しやすいと思います。

元気や癒しがもらえる

ボランティアには、何かを与える、というイメージがあると思うのですが、やってみると知らず知らずのうちに、こちらが元気や癒しなどをもらっていることが多々あります。ギブ&テイク、不思議ですね。。。

種類と特徴はこんな感じ!

こども教育系

こどもたちから元気をもらったり、忘れていた学びの楽しさなどを取り戻すことができます。

囲碁の体験イベントや、書道の教室(とはいいつつ時間の半分はカードゲームしてますが笑)、理科の実験教室などは私自身も学びながらできておもしろかったです。ボランティアには基本、特別な技術が求められているわけではないので、今までしたことがない分野でも問題ないです!

楽しそうにしていたときはもちろん、最初は静かだった子が何度か会ううちに色々話してくれるようになったとき、嬉しいです。

イベント系

お祭りやマラソンなどのスポーツ大会など、楽しい雰囲気の中、役に立つことをできるのが魅力ですね。

設営の手伝い、ゴミ分別の呼びかけやごみ運搬、会場の片付け、ステージ出演者や来場者の誘導、などなど。

基本的に雰囲気はゆるく、ボランティアで来る人も同年代がほとんどです。運がよければ、大人の人に屋台の食べ物をたくさん買ってもらえます笑

ただ、個人的には、短時間で存在意義を感じたり何かを学びたい人にはあまりおすすめしません。ボランティアの人数自体が多いことや、運営者がボランティアへの指示が適当なことも多かったりして、何の時間だったんだ…ということが何度かありました。

高齢者ふれあい系

私は高齢者の方と関わるボランティアにはほとんど参加したことがないので、詳細なしですみません。

学内で行っている、地域の高齢者の方にお手紙を届けたり自宅でお話したりする活動では、毎回お礼のお手紙をいただいています。

社会課題系

街のゴミ拾い、古本回収(私が入っている団体では、売上金をWFP国連世界食糧計画に送っています)、災害の復興活動のサポートなど。

社会が必要としていることに、身近なボランティアで貢献できるのがいいところだと思います。

私はこども食堂のグループに入っているのですが、この活動を届けたい人に届けることの難しさ、子どもの孤立を生み出すもろもろの問題、などいろいろ考えさせられます。

とある月の子ども食堂の料理たち。

どこで探す?

学内で

学生であれば、学校からのボランティア募集のメールや、学内にボランティア団体の部屋があればそこでも情報を得られます!

ネットで

私はこれらを使ったことはないので、どのような感じかはお伝え出来ませんが、気軽に全国のボランティアを探せて便利ですね。

activo
ボランティアプラットフォーム
・市町村のホームページ

どうやって申し込む?

ボランティアごとに申し込み方法は違うので、指定の方法に従えば大丈夫です。

多いのはメールですが、書き方が最初はわからないと思うので、下の書き方を参考にしてみてください!

メールの書き方

個人で大学のメールアドレスで送るとより信頼度が上がると思います。が、普段使いのメアドでもOK。

【件名】
○○のボランティア募集について

【記入すること】
・名前
・大学名
・学部、学科
・応募した理由(簡単でOK)
・電話番号(出られる・出られない時間を書くとよりよい)
・メールアドレス
・質問などあれば

選ぶときにはここを見よう

もちろん、自分が興味のあるものを選ぶのが一番です!ここも見ておくといいかも、という点を3つ挙げておきます。

単発か継続的か?

後者なら、続けられるか確認しておきましょう。ある程度続ければ途中で休むこともできますが、最初は厳しいと思うので…。

個人的には、継続的に活動があるほうが、自分自身の一つの居場所になったり、次はこうしようかなとか考えたりできるので、活動が楽しくなると思います。

規模感や募集人数は?

これは募集の情報ではわからないことも多いのですが、規模感が小さくボランティアの人数が少ない方が、待遇(?)がよく濃い経験ができる傾向があります。

会場までは行きやすい?

ボランティアで、本業である勉強や、生活費のために必要なバイトがきつくなるのはよくないと思うので。

!注意点!

報酬をもらっていないからといって、手を抜いたりなめた態度でいたりするのはもちろんNGです。

主催者に迷惑をかけたり、他の参加者や来場者に悪印象をもたれたりすることがあってはいけませんし、積極的に動くことでボランティアの意義を感じられるので、自分にとってもいいと思います。

まとめ

ボランティアは、社会や団体に貢献しつつ、自身も楽しかったり学びになったりする素敵な活動です!迷っていたらぜひやってみてください!

・ボランティアは”必要とする気持ち”に応えるための活動
・知識や興味の幅が広がるかも!
・ギブ&テイクを実感
・学内メールやネットで探そう
・積極的に動いていい経験にしよう!

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